Anaïs López (ets) en Niwa Yuta (tekening), ets ‘Kami in het woud’, (afdruk door Eric Levert).
シーボルトハウスでは3月28日から12月7日まで『アナイス・ロペス:カメと僧侶』展を開催いたします。画家で写真家のロペスは鴨川で見かけた黄金のカメをカミと名づけ、探し求めます。深い喪失感やや自然を支配しようとする人間の欲求、想像の神秘と幾層にも織りなされる物語をお楽しみください。
2016年10月、身重で、妹の死に打ちひしがれたアナイス・ロペスは自分を見つめ直すために日本を訪れた。思いついたのは京都滞在。古都京都は彼女の気持ちを癒やすのに最適な場所に思われた。鴨川沿いに散歩中、口に棒を挟んだ黄金のカメを見た。アナイスが押したシャッター音に気づくと、カメは水中の石の下に隠れるように消えてしまった。
オランダに戻ってからも、ロペスの頭は黄金のカメのことでいっぱいだった。ロペスはカメをカミ(神)と名付けた。「どうしてカミは姿を見せてくれたのだろう?」カミとの出会いは何年も続くカミを探す旅の始まりだった。 ロペスは何度も日本を訪れ、そのたびにいろいろな人が彼女に行くべき方向を教えてくれた。カミとの偶然の出会いが、悲しみ、自制、自然、欲望、勇気と手放すことを学ぶ物語へと膨らんで行った。
Anaïs López, foto, 'Het woud van Japan in de herfst'.