シーボルトハウス

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フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト(1796−1866)は1823年、オランダ政府によって出島に送り出されました。医官としての派遣でしたが、そのほかに「可能な限り日本についての情報を集めよ 」との特命がありました。

オランダ人は出島を出ることは許されませんでしたが、医者のシーボルトは往診時などに出島を出る機会がありました。診察料を取らなかったので、患者は感謝の気持ちを贈物に託しました。この種のやり取りが、シーボルトのコレクションのはじまりとなりました。

シーボルトは日常品、浮世絵、工芸品など、膨大な民族学的コレクションを築きました。また、動植物の貴重な自然史学的コレクションも作りました。さらにシーボルトは、絵師を雇って、動植物を写生させたり、工芸品の製作過程を記録させたりしています。1830年にオランダに戻ると、シーボルトは日本研究の第一人者として、数十年に渡り、その地位を維持します。

企画展


常設展のほか、シーボルトハウスは年に6回、企画展を開催し、現代日本の文化をご紹介しています。また、シーボルトハウスは日本センターとして、日蘭の学術・文化・経済交流の促進に努めています。

催し物


日本博物館シーボルトハウスでは年間を通して、 館内ツアー・講演会・テーマの集い・映画上映・ワークショップ・子供探検旅行など、 さまざまなイベントが行われています。また、学校の休みに合わせて、子供用に特別イベントも企画します。プログラマについてはwww.sieboldhuis.orgをご参照ください。

ミュージアムショップ

ミュージアムショップでは、日本についての読物、アクセサリー、玩具など、贈り物にも適した品々をご用意しております。また、企画展に合わせた特別グッズの販売も行っています。

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