Tokyo Tokyo. リチャード・クック
2026年4月3日から9月6日まで
原宿駅、渋谷
2026年4月3日から9月6日まで、日本博物館シーボルトハウスは、写真家リチャード・クックによる展覧会「Tokyo Tokyo」を開催します。巨大都市での暮らしに魅了されてきたクークは、1400万人を超える人口を抱える東京という都市の、よく知られた都市景観の背後にいる「人」にレンズを向けます。それは決して容易な試みではありません。しかし彼は、外部者という視点を活かし、表層の下で起こっていることを見事に捉えています。クックは、日本を奇妙で異国的なものとみなす固定観念を越えて作品を制作します。そうした誤解は、日本に関する記述やイメージの中で繰り返し現れてきました。その先入観を手放すために、彼は東京を自らの世界の一部として捉え、都市生活の中にある個人的で真摯な物語を探ります。着物、桜、相撲といった文化的アイコンも、ステレオタイプを強化するためではなく、それを問い直すために日常の文脈の中に置かれます。
代々木、渋谷
東京スピリット
「言語は国の魂である」と言われます。しかし、その言葉を話さずに東京のスピリットをどのように見出すことができるでしょうか。写真家クックにとって、写真はその距離を埋め、親密さと近さを記録する手段となりました。相撲力士のもとを訪ね、人々の自宅を訪問し、朝稽古の後に若い力士の髷を整える床屋の姿といった日常の儀式を撮影するなかで、彼は小さくも人間味あふれる瞬間を捉えました。
クックは、着物、桜、相撲、茶道といった日本の伝統的イメージを、黄色いタクシーや自由の女神像、タイムズスクエアのネオンといった西洋のアイコンと比較します。かつては分かりやすい決まり文句のように見えたそれらのイメージは、彼にとってさらに深く見るための入り口となりました。見慣れたものを柔らかな視点で提示することで、都市生活の背後にある共通の人間性を浮かび上がらせます。
その結果として現れるのは、秩序ある混沌に満ちた都市・東京の姿です。そこでは人々が働き、通勤し、家族や愛する人を思いながら日々を生きています。クックにとって都市の魂は、異国情緒の中にあるのではなく、そこに暮らす人々とのつながりの中にこそ存在するのです。
千代田
神話的であり、日常的でもある東京
観光地として、東京は多くの旅行者の憧れの地となっています。ソーシャルメディアや日本の人気アニメ映画によって広まった魅力的なイメージにより、着物姿の女性、満開の桜、ネオンに照らされた街並みといった光景が強く結びついています。クックは、これらのアイコンを日常の文脈の中に置き直します。着物を都市生活の一部として、相撲を見世物ではなく家庭的な空間の中で、地域の神社を日常生活に寄り添う親密な場所として描きます。
「Tokyo Tokyo」は、私たち自身のまなざしについての内省を促します。私たちは何を認識し、なぜそれを認識するのか。どのイメージに親しみを感じ、どのイメージに距離を覚えるのか。クックの開かれた観察的態度は、理解とは即座の解釈によってではなく、注意深く見ることによって生まれるのだと示しています。こうして東京は単なる被写体ではなく、他者のまなざしを映し出す鏡ともなるのです。
鷹番、目黒
リチャード・クックについて
リチャード・クック(1965年、イルペンダム生まれ)は、写真への情熱を追い求めてニューヨークへ移住しました。最初の写真集『New York New York』および『Tokyo Tokyo』はいずれもテラ出版社より刊行されています。彼の作品は国際的なコレクションに収蔵されており、世界各地でメディア、企業、非営利団体のために撮影を行っています。
Catalogus en activiteiten
Bij deze tentoonstelling hoort het fotoboek Tokyo Tokyo, dat eerder verscheen bij uitgeverij Terra, en een veelzijdig activiteitenprogramma voor jong en oud dat een verdere verdieping biedt in Tokyo Tokyo. Voor kinderen van 6 t/m 12 jaar is er een gratis speurtocht.